最期の練習

また寂しい季節がやってきました。

今日が6年生と野球ができる最後の日になってしまいました。

6年生が成長して巣立っていく姿を見てほっとする気持ちと、もうこの子たちを一緒に野球ができない寂しさが混同する複雑な日です。

 

1年前、まったく頼りなかった6年生が、こんな立派になっていつまでもライオンズにいてほしいと思える子供に成長したことは、指導者として何よりも誇りです。

 

1年前は、整理整頓もできなかった子供たちが、今では言われなくても自分たちでできるようになり、後輩の道具や荷物にも目を配れるようになりました。

 

12月からの2か月間は、自分たちが教わったことを後輩たちへ伝えていくのが、ライオンズの流儀です。知らぬ間に6年生が指導者の代わりになっていて、なんて頼もしい子供たちに成長したんだろうとなんとも言い合わらせない気持ちでいっぱいです。

 

ライオンズの卒団式前の紅白戦を行いました。今年は団員が少ないため、6年生のお母さん方にも参加していただき、全員が楽しい最後の時間を過ごすことができました。

 

君たちともう野球が一緒にできないこと、一緒に笑ったり、泣いたり、目標に向かって一緒に走ることができないこと。本当に寂しいです。

 

でも、後輩に教える君たちを見て、ライオンズで教えることはもうないなと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎年恒例の6年生に最後のノックを打ち、ライオンズで最後に手にしたボールを記念に監督から手渡します。みんな、今までありがとう。

 

 

 

 

 

君たちと野球が一緒にできたことに感謝します。

そして、ありがとう。